Manrico SpAはカシミヤ素材を専門とした企業として1992年に設立。創業当時より一貫して全て Made in Italyに拘って生産をしています。1998年に原毛から完成品までに至る全てを一貫して研究開発していく生産プロセスを開始。
-可能な限りの最高品質の素材開発
-革新的なカシミヤ製品を生み出す
この2つの理念を掲げて、研究はスタートしました。2000年代に入り、カシミヤの研究は広範囲に渡って行われるようになり、特にカシミヤだけが突出して持つ以下の2点の特性への研究に注力がされました。
・温度調整機能
・素材本来の柔軟性と軽さ
その結果、Manrico社はカシミヤ分野における独自のノウハウと技術を蓄積していき、名だたるメゾンブランドとの協業も増えていきました。2016年、ニューヨークのマディソンアベニューにある「MANRICO CASHMERE(マンリコ カシミヤ)」の路面店にて新素材“Supercashmere”を発表。カシミヤ本来の柔軟性とManrico社の特許技術である特殊な紡績技術を用いて糸の段階からストレッチ性を持たせ、“Supercashmere”専用に開発して編立てを用いて製品を作成していきます。そうして生み出された商品は天然繊維でありながら抜群のストレッチとキックバック性を持ち合わせた、世界に比類無い唯一のニットとなりました。かつて存在しなかった新しいクオリティと安定性を持ちあわせた“Supercashmere”は「カシミヤの新しい時代」をスタートすることとなったのです。