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SARTORIA DALCUORE

SARTORIA DALCUORE / サルトリア ダルクオーレ

「SARTORIA DALCUORE(サルトリア・ダルクオーレ)」は、1976年創業のイタリア・ナポリのサルトリア(仕立て屋)。 ルイジ・ダルクオーレ氏は、1965年より、ナポリのサルトリアにてデル・デュカ氏に師事し、ナポリの伝統的な技術を身に付けました。その後6年に渡り、ドイツを始めヨーロッパ各地で研鑽を積んだ後ナポリに戻り、 26歳の若さで自身のアトリエ「SARTORIA DALCUORE(サルトリア ・ダルクオーレ)」を開業しました。

 

彼の才能と独特なスタイルから醸し出される、クラッシックとモダンが融合されたエレガントな雰囲気は、隆盛期のナポリを彷彿させ、イタリアのみならず世界中で高い評価を受けています。お客様のテイストを汲み取り、心地良いフィッティングを実現させ、更にはそのパーソナリティを引き出す。SARTORIA DALCUOREの価値はここにあり、そしてその価値はナポリのDALCUOREのアトリエにてジャケットやパンツ等全て、丁寧に生み出されています。

 

2015年6月にはミラノにショールームを開設するなど、常に前進し続けるSARTORIA DALCUORE 。 仕立て屋として40年以上のキャリアを積んだ今日も、伝統を守り更にトレンドをも創造する熟練の職人技で、着心地の良さや新しい喜びを提供し続けています。

 

 

レディーメイドモデル"Cristina(クリスティーナ)"

SARTORIA DALCUOREは、ナポリ・サルトの中でもテクニックと経験に裏打ちされたモダンさが魅力のひとつ。そのモダンさは例えば、ラペルの形状や幅、ゴージラインの角度などに感じる事が出来ます。元々、ジャケットの完成度は非常に高いのですが、"Cristina"は同ブランドの魅力であるモダンさを更に進化させ、アジア人の体型にも合うようなパンツが組んであるスリムフィットのスーツです。このモデルが好評を博したこともあり、同モデルのフィット感とディティールをそのままにコートやジャケットも製作されています。

 

欧米人と比較すると平べったいと言えるアジア人の体型。股上を浅く、ヒップラインのフィット感を高め、切れ上がった股下を実現させるのは、ダルクオーレ氏と言えども1回のサンプル作成では難しく、3回のサンプル作成を経て、ようやく完成。スリムですが、動き易さを確保し、美しいテーパードラインを描くシルエットです。もちろん、パンツのフロントはパンチェリーナ仕様。シルエットはモダンになってもサルトのテクニックをそのまま活かしています。ノープリーツに加え、プリーツ仕様もあります。

 

ジャケットもカミーチャ袖(厳密にはジーロアペルトというハンドならではの袖付け)、ハンドボタンホールといったサルト物ならではの仕様はそのまま。アイコンとなるのは、腰位置のゴンドラ型ポケット。ハンドでなくては作り得ないディティールです。このように、レディーメイドですがフルオーダー品と変わらない工程を経て作られています。シルエットはスリムなパンツに合わせてスリーブ幅、身幅が程良くスリムに、またジャケットの着丈は少し短めになっており、軽快に着ることができます。

 

 

「SARTORIA DALCUORE(サルトリア・ダルクオーレ)」オフィシャルサイト

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