1925年、ジュゼッペ・ニコーテラ氏がナポリのサルトの聖地・カサルヌオーヴォで創業した工房がGABOの前身。その祖父から大きな影響を受けたいとこ同士で現当主のジャンフランコ氏とジュゼッペ氏によって1994年に工場が設立されました。両氏はトップメゾンの下請けとして実績を積んだ後、2013年にプライベートブランドであるGABOをデビューさせました。ブランド名であるGABOは両氏の頭文字である「G」と、スーツを意味する「ABITO」に由来しています。以前のブランド名は「Gabo(ジ・アーボ)」。
祖父の時代から受け継がれた古き良き伝統的なスタイルと手仕事のこまやかさが残り、デザインやフィッティングにはモダンなセンスが生きています。また、技術の高さには定評があり、既製服でも10のハンドポイントを駆使。ラペルから袖にかけてのラインはナポリメイド特有の雰囲気を醸し出し、着心地の良さを追求しています。
